across the universe

英国ヨークシャーから季節のお便り

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2009年4月20日



<12:00>

いよいよ帰りの飛行機。

いつも同じで、過ぎてしまえば目の前を景色が電車の窓から見るように高速で通り過ぎたようだけど、
行きの飛行機のことを考えると10日前よりはるかに昔のことのように感じる。

Luton空港へ向かうバスの中で頭を占拠してたこととか、
浮き沈みの激しかったそれまでの状態と比べたら、ひどく久しぶりに心が穏やかで
この先のことも、クリアに見える。


ここで機長さんのアナウンス。
(久々のイギリス英語だ~~

軍事演習と時間がかぶり、さらに飛行機を降りることにした客の荷物を下ろすために
飛行機はすでに1時間遅れ、、、、

あーーー、英語も恋しかったけど、何よりアクセントーーーーー
ベルンのホテルはアメリカ+カナダ人に占拠されてて、
アクセントで判断するのはこの上なく失礼だって分かってても、どーーーーしても敬遠しちゃうんだよね。


クミちゃんが3時間睡眠に付き合って起きてくれて、持たせてくれたおにぎりをぱくつきつつ離陸を待つ。
おいしー


ほんと、快く招いてくれた友達3人に感謝感謝。
この御恩は今度は私がおもてなしする形で返していきたいと思います。


ここでようやく離陸。
あーーーーーー、また魔の5分間が。この間は何をしても頭がパニックになるのよね。
すでに両手は汗だく。




<13:30>


戻ってきましたイギリス。
やっぱりここはHOMEなのね。

By spending a quality time with friends who I can truly interact with and simply admire,
and doing anything and everything my heart told me to do in these 10 days,
I feel like I remembered my true self.

And when I do, everything seemed tangled turns out to be so clear and simple.

迷ったら旅に出よ、とはよく言ったもので。




<21:30>

ただいま~シェフィールド



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2009年4月19日



ハイ。

夜遊びが老体にたたり、人ん家で昼まで寝て起きたら肌はガサガサだわ、
起き抜けから胃はもたれるし、、、、ドーン。

今日は午後クミちゃんが演奏するオペラを見に行く予定だったので、
天気もいいしその前数時間でチェックした建物で唯一見つけられなかった教会を探しに街へ。

地図で確認した場所をぐるぐる回るも見当たらず、、、
高い所から見ればどうか!と思って登ったセントペーターの塔からも手掛かりは見つからず、
諦めてミュンヘンを一望して劇場へ。

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正面の白い建物。


本日の演目はヴェルディの「Bandits」。
オペラを見るのは初めてだったので、舞台デザイン、衣裳が現代的なこととか、
歌い手は演技したり踊ったりもすることにいちいち驚く。

ミュージカルってオペラのカジュアルバージョンだったんだ!

用意していただたのはオーケストラピットの後ろ半分が見えるバルコニー席で、
コンサートマスターの隣に座る(すごいネ~)クミちゃんは見れなかったけど、
演奏前と休憩の時手(弓)を振ってくれて、こりゃ~気分がいいもんだ~~と人の栄光のおこぼれをいただく、、、
やっぱりプロで働く姿は女の私もホレボレするほど素敵ね~~
おとといバースデーパーティーで会った人たちもただのおっちゃんから音楽家になってたしさすがー。

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内装もなかなか素敵。いつもほぼ満席だそう。

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オペラはイタリア語で、ドイツ語の字幕という、どんなに頑張ってもわかんね!だったので、
予習したあらすじの記憶をたどりつつ、あとは音楽に酔いしれて、、、、
しかし、ここでも昨日の夜遊びがたたり、肝心のクライマックスで抵抗むなしく意識を失う、、、、

首カックンで起きたら、主人公が死んで幕が降りた。あーぁ

でも曲もよかったし、ソプラノのお姉(≒おば)さんの色気200%の演技もちょっとやりすぎ感が
イタリアオペラらしくて大変面白うございました。

演奏の後は忙しいかな~と勝手に劇場から消えて川沿いでコーヒーブレイクをしたところ、
クミちゃん探し回ったらしく、、、、本当に自分の超マイペースさをうらむ、、、ゴメンなさい

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エメラルドの水がとっても魅力的だったもんでつい、、、


無事再会してから、オーケストラの方々とプチ打ち上げビアガーデンへまたもやずーずーしく参加。
彼女が一目置かれる存在だから、みんな私にもとってもやさしいんだもん。

さらにその後、ユダヤ人の友達に超モダンなユダヤ教会を案内してもらって
(普通、関係ない人は絶対入れないと思う、、、)
今日は大人しく11時帰宅。←これで早い。音楽家ってタフ~

Munich.jpg
シナゴーグ


が!!そこから最終日のこともあり語りに入り、
なぜバイオリンだったのかとか、高校時代私たちが適当に生きてる間、
もうすでに今に至る道を本気で歩んでたこととか、大学時代の苦労とか、
今だから聞ける面白話が満開になったあげく、、、、、8時起きなのに気づいたら5時。チーン。

空また白んでるし。
連ちゃんだし。
もう若くないし、、、

昔からずっとすごい人だったし、常にベストのレベルまで到達する努力をし続けてきた中、
今たぶん初めて彼女にとってある程度安定した状態になんだと思う。

このタイミングで会えたことで、レベルの差は雲泥であれど、お互いの生活が理解し合えることもあって、
友人としての彼女とゆっくり話をすることができてほんとよかった。



名残惜しいミュンヘンの街
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2009年4月18日



遅めの10時起床で、クミちゃんの作ってくれた日本食ブランチ(ウマイ!)の後、
練習する彼女を置いてミュンヘンのハイライト、アリアンツアリーナへ!

地下鉄で30分のはずが、ボーっと遠く風車を眺めてたら電車を降りそびれる、、、
元々何もないところに建てられたスタジアムから、さらに何にもない緑の荒野へと無情に進む電車から
2日振りの太陽の光にキラキラ輝くアリーナが遠ざかって行くのを切ない気持で見送る、、、、

逆向き電車でアリーナの駅へ戻った時はさらに30分無駄にしてた


駅からスタジアムまでは、駐車場やチケット売り場を通って15分くらいてくてく歩くんだけど
大きい建物特有の、近くに見えるのになかなか着かない、マラソン選手現象
(レースの最後で気分的にしんどいらしい)を体験しつつ、ゲートへ到着。

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スタジアムの建物以外の施設はすべて地下に埋められていて、地面から生えたような巨大なつくし型の照明と、
それがさらに空に向かって延びたような各施設の場所を示すサイン以外の物が地上に出てないので、
モコモコの泡のようなスタジアムのファサードと背景の丘でくるくる回る風車も相まって、
よもやテリタビーズが湧いて出そうな、ファンタジックな情景が広がる何とも不思議な空間だった。

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このアプローチは長いけど、試合を見に来た人がこれから始まるエンターテイメントへの高揚する気持ちと
祭りの後の冷めやらぬ興奮を持って歩く、日常⇔非日常の堺になる空間なんだと思う。


アリーナのファサードはずっとガラスだと思ってたら
半透明の特殊フィルムETFE(旭硝子製)←by Wikipedia
だったのね。

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ひとつのひし形の巾は4~5mある

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建物の機能はいたってシンプルで、作りもシンプル、形状だってシンメトリーだし、
ひとえにファサード勝負のシンプルなアイデアで、納まりをきっちりした建物は全体もディテールもうっとりするほど美しい。
(そこなのよ、BMW)

舐めるように見るのも、アプローチを振り返りながら歩いくのも楽しかった!
ライトアップされたお姿もゼヒ見たい


アリーナの駅もなかなか素敵
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戻ったらクミちゃんがまだ練習してたからお茶をしながら「のだめ」の続きを読んでた。

うちは家族みんなが楽器を弾く家庭だったから、生の音がある状況が懐かしかった。
でもレベルが違うから練習でも音が気持ちいいキモチイイ。
隣で涼しい顔してマンガ読んでたけど、鳥肌立ってたんだ。
やっぱりスゴイな~~~。


夜はまたクミちゃんの変りもの友達とご飯を食べに街へ。
半インチキ日本食屋で、何者か不明のあやしいドイツ+イタリアンのおっさん達も交え
日英独伊おりまぜてビミョーな会話の後は、この2人から逃げるように夜の街を徘徊。

すると入れ替わりで今度は若い青年2人が登場。
この友達、交友が異常に広くて知り合いが湧いて出る。

湧いて出たうちのひとりが俳優らしく、顔もよけりゃ性格もよく、笑顔なんて120点で
ステキな目の保養の出現にがぜんやる気がでて、
ベルン辺りからちょっと遊び足りない私は疲れモードのクミちゃん達と別れて、彼らお勧めのクラブへ繰り出す。

踊るの久々だし、ホロ酔いだし、連れは150点だし(値上がり)、
朝5時帰りでグダグダだったけどすんごい楽しかった




<オマケ>
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アリーナと同じ、ヘルツォーク&ド・ムーロン設計の商業施設。
北京オリンピックの鳥の巣のやった人たちね。


2009年4月17日



ミュンヘン観光1日目。

ベルンまで続いてた快晴もさすがに今日はもたなかったようで、
朝から大雨で、Good Old Sheffieldを思い起こさせる久々の寒さ、、、

この一週間常夏気分で頭がイカれてた分、なめてかかり、
午前中は冷たい風雨にされされ散々だった、、、。

クミちゃんがリハーサルへ出掛けた後、ゆっくりめでBMWワールドとオリンピックパークへ。

BMWワールドは博物館とショールームを兼ねた建物で、異常にでかい。

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スケールと、ガラス+アルミ(?)パネルの3次元のうねうねフォルムは金の臭いがぷんぷんで、
パッと見すげぇ!!!!気合入ってる!!って印象なんだけど、
なぜか全体的に大雑把な感じが否めず。

結論としては、ディテールの納まりがあまり美しくないのと、パーツごとは美しいんだけど、
建物としてまとまり、流れに欠けるのが理由じゃないかと。

それでも引きすぎず、寄りすぎず、このパーツを納めるように撮るとやたら写真映えする建物で、
脳内アドレナリン放出されたのか、雨にも負けずカメラ小僧化して写真撮影。

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ひたすら有機体の建築の中を試乗車がくるくる回る
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一通り写真を撮って満足した後は、お隣のオリンピックパークへ。
この時雨は横殴りに、、、
肝心のスタジアムは近くで見れないし
鑑賞スポットを求めて動く気にもならず、、、

でも一見テントと見せかけてガラス板をつなげた屋根の一部は見れて、気合は伝わったからいいとしよ。
芝生と池のランドスケープもきれいだったから、晴れてたらまた違う経験だったろうけど。

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上空から見るとこんな感じ



プレッツェルを立ち食いしつつクミちゃんが通う美容室へ。
腕がいい日本人の美容師さんがいるっていうから、ほぼ思いつきで髪を切りにいったんだけど、
これがすごいよかったすぐ髪質とくせを理解してくれて、カットはばっちり!
久々にボブにしたんだけど、古い荷物を置いてく旅だから、何だかタイミングもぴったりだし♪

お店を出るころには雨も上がってたので、ミュンヘンの中心街をぶらぶらする。
ぽっと入った大聖堂は、赤煉瓦の外観からは想像がつかない私好みの超シンプルなインテリアでまた心がきゅんとなる


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全体が漆喰の真白な壁にグレイとオレンジベージュのタイル、
ダークウッドの家具とゴールドの装飾の組み合わせで、色も配置もセンス抜群!
ステンドグラスもモダンなパターンが多くて、アートとしての完成度も高いし、
引き算を知ってる「間」が計算された空間だったはぁ~素敵

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(左手おばちゃん中国人、雨でもサンバイザー)


お家へ帰ったらクミちゃんがまだ練習中で、これでも読んどけと「のだめ」を与えられる。
あれ確かに面白いね。

夜は劇場の食堂でオーケストラのメンバーの合同バースデーに図々しく参加。
彼女が築いた人間関係が基本にあるからだけど、みんな気さくでとっても良い人たちだった。
さらにタダ飲み、タダ喰らいのバイキングで初ドイツらしいものにありつけたし。

しかしあんな個性が強い音楽家の中で、コンマス補佐なんてよくできるなー、、、
優等生じゃないからハートだけでここまで来た、っていうけど、
やっぱり練習から頭使って、時間とエネルギーを無駄にしてないんだろうな。
あとはそこから来る自信と。


今回の旅で完全に放浪の楽しさを思い出してしまったので、
イギリスいる間は暇(と金、、、)を見つけてはどこかへ行こうと決意。
今楽しむことに貪欲。


2009年4月16日



<25:30>

やってきましたMunich!

いきなり酔っ払いです。


思いのほか長かったベルンからの電車の旅、、、
1時間くらいは余裕余裕、って車窓からの眺めを楽しんでたんだけど、
3時間を超えたあたりからおしりがむずむずしてきて、5時間半かけて到着した時はすでにぐったり。

駅で2年ぶりかなー?高校時代の友人でドイツ在住10年のクミちゃんに再会

こちらも前にイギリスにいた時から遊びに行くよ~と言っていて、一向に実現してなかったから
彼女に会えるのは旅計画の中で、すごく楽しみだったイベント!!

クミちゃんは高校時代部活が一緒で、
今はプロのバイオリンニストの彼女と恐れ多くも一緒に演奏してたりしたんだけど~、
タイミングをしくじったりすると弓で背中をつつかれたり、当時はとっても怖かったのよー。

お互い飛び回ってたから、ゆっくり話をするの自体がもう10年振りくらいじゃないかと思うけど、
彼女が住む特異な世界を垣間見るのはすごく面白い。

ヨーロッパに暮らす日本人としての共通点があるから、話もはずむしね。

シェフィールドで日本人の友達が一向に全くできなくて、それも少しストレスだったから
思いっきり日本語話せるのもやっぱり楽だし。


夕方着いてお家ごはんの後、最近彼女の周りに現れた不思議な友達とバーへ本場ドイツビール飲みに出かける。
いや~、やっぱりビールは確かにおいしい!!


クミちゃんの部屋は1LDKだけど50㎡以上あって、
劇場からは徒歩5分だし、街の中心も10分以内、建物のすぐ隣は川というすばらしい立地。

サミュエルのお家もそうだけど、同世代の彼らが「生活」を整えてる感じが、
今まで私が本気でしてこなかったことのひとつだな~と気付かされ、
引っ越し魔な上、これまで何をしてても腰が浮いてる感じだったから、
次のステップはやっぱりSettle downする方向へ向けようと、ここへきてまた心が固まった。




ベルンで朝寄った大聖堂。
建物はシンプルだったけど、彫刻が美しかった。
動きの柔らかい感じと、彩色がやっぱり北欧と近い印象。
好み
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高窓から入る光が恭しさを増す。
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電車までの時間つぶしに入ったカフェで飲んだカプチーノは、
人生3本の指に入る完璧なバランスの一杯だった。幸せ~


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Jaro

Author:Jaro
「お世話になった設計事務所を辞め、家族と友人に後ろ髪を引かれつつ勉強+骨を埋めに英国へ行って参りま~ス」してから早7年。
相変わらず行き当たりばったり、流れに任せて生きる。
今年こそドクターになるぞー、、、

片割れ: ハニー
継子1: 太郎 (20)
継子2: 花子 (18)
継子3: 芳江 (14)
継犬:ブリンダス・エバンス(享年13才)

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