across the universe

英国ヨークシャーから季節のお便り

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2009年4月18日



遅めの10時起床で、クミちゃんの作ってくれた日本食ブランチ(ウマイ!)の後、
練習する彼女を置いてミュンヘンのハイライト、アリアンツアリーナへ!

地下鉄で30分のはずが、ボーっと遠く風車を眺めてたら電車を降りそびれる、、、
元々何もないところに建てられたスタジアムから、さらに何にもない緑の荒野へと無情に進む電車から
2日振りの太陽の光にキラキラ輝くアリーナが遠ざかって行くのを切ない気持で見送る、、、、

逆向き電車でアリーナの駅へ戻った時はさらに30分無駄にしてた


駅からスタジアムまでは、駐車場やチケット売り場を通って15分くらいてくてく歩くんだけど
大きい建物特有の、近くに見えるのになかなか着かない、マラソン選手現象
(レースの最後で気分的にしんどいらしい)を体験しつつ、ゲートへ到着。

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スタジアムの建物以外の施設はすべて地下に埋められていて、地面から生えたような巨大なつくし型の照明と、
それがさらに空に向かって延びたような各施設の場所を示すサイン以外の物が地上に出てないので、
モコモコの泡のようなスタジアムのファサードと背景の丘でくるくる回る風車も相まって、
よもやテリタビーズが湧いて出そうな、ファンタジックな情景が広がる何とも不思議な空間だった。

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このアプローチは長いけど、試合を見に来た人がこれから始まるエンターテイメントへの高揚する気持ちと
祭りの後の冷めやらぬ興奮を持って歩く、日常⇔非日常の堺になる空間なんだと思う。


アリーナのファサードはずっとガラスだと思ってたら
半透明の特殊フィルムETFE(旭硝子製)←by Wikipedia
だったのね。

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ひとつのひし形の巾は4~5mある

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建物の機能はいたってシンプルで、作りもシンプル、形状だってシンメトリーだし、
ひとえにファサード勝負のシンプルなアイデアで、納まりをきっちりした建物は全体もディテールもうっとりするほど美しい。
(そこなのよ、BMW)

舐めるように見るのも、アプローチを振り返りながら歩いくのも楽しかった!
ライトアップされたお姿もゼヒ見たい


アリーナの駅もなかなか素敵
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戻ったらクミちゃんがまだ練習してたからお茶をしながら「のだめ」の続きを読んでた。

うちは家族みんなが楽器を弾く家庭だったから、生の音がある状況が懐かしかった。
でもレベルが違うから練習でも音が気持ちいいキモチイイ。
隣で涼しい顔してマンガ読んでたけど、鳥肌立ってたんだ。
やっぱりスゴイな~~~。


夜はまたクミちゃんの変りもの友達とご飯を食べに街へ。
半インチキ日本食屋で、何者か不明のあやしいドイツ+イタリアンのおっさん達も交え
日英独伊おりまぜてビミョーな会話の後は、この2人から逃げるように夜の街を徘徊。

すると入れ替わりで今度は若い青年2人が登場。
この友達、交友が異常に広くて知り合いが湧いて出る。

湧いて出たうちのひとりが俳優らしく、顔もよけりゃ性格もよく、笑顔なんて120点で
ステキな目の保養の出現にがぜんやる気がでて、
ベルン辺りからちょっと遊び足りない私は疲れモードのクミちゃん達と別れて、彼らお勧めのクラブへ繰り出す。

踊るの久々だし、ホロ酔いだし、連れは150点だし(値上がり)、
朝5時帰りでグダグダだったけどすんごい楽しかった




<オマケ>
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アリーナと同じ、ヘルツォーク&ド・ムーロン設計の商業施設。
北京オリンピックの鳥の巣のやった人たちね。


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2009年4月17日



ミュンヘン観光1日目。

ベルンまで続いてた快晴もさすがに今日はもたなかったようで、
朝から大雨で、Good Old Sheffieldを思い起こさせる久々の寒さ、、、

この一週間常夏気分で頭がイカれてた分、なめてかかり、
午前中は冷たい風雨にされされ散々だった、、、。

クミちゃんがリハーサルへ出掛けた後、ゆっくりめでBMWワールドとオリンピックパークへ。

BMWワールドは博物館とショールームを兼ねた建物で、異常にでかい。

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スケールと、ガラス+アルミ(?)パネルの3次元のうねうねフォルムは金の臭いがぷんぷんで、
パッと見すげぇ!!!!気合入ってる!!って印象なんだけど、
なぜか全体的に大雑把な感じが否めず。

結論としては、ディテールの納まりがあまり美しくないのと、パーツごとは美しいんだけど、
建物としてまとまり、流れに欠けるのが理由じゃないかと。

それでも引きすぎず、寄りすぎず、このパーツを納めるように撮るとやたら写真映えする建物で、
脳内アドレナリン放出されたのか、雨にも負けずカメラ小僧化して写真撮影。

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ひたすら有機体の建築の中を試乗車がくるくる回る
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一通り写真を撮って満足した後は、お隣のオリンピックパークへ。
この時雨は横殴りに、、、
肝心のスタジアムは近くで見れないし
鑑賞スポットを求めて動く気にもならず、、、

でも一見テントと見せかけてガラス板をつなげた屋根の一部は見れて、気合は伝わったからいいとしよ。
芝生と池のランドスケープもきれいだったから、晴れてたらまた違う経験だったろうけど。

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上空から見るとこんな感じ



プレッツェルを立ち食いしつつクミちゃんが通う美容室へ。
腕がいい日本人の美容師さんがいるっていうから、ほぼ思いつきで髪を切りにいったんだけど、
これがすごいよかったすぐ髪質とくせを理解してくれて、カットはばっちり!
久々にボブにしたんだけど、古い荷物を置いてく旅だから、何だかタイミングもぴったりだし♪

お店を出るころには雨も上がってたので、ミュンヘンの中心街をぶらぶらする。
ぽっと入った大聖堂は、赤煉瓦の外観からは想像がつかない私好みの超シンプルなインテリアでまた心がきゅんとなる


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全体が漆喰の真白な壁にグレイとオレンジベージュのタイル、
ダークウッドの家具とゴールドの装飾の組み合わせで、色も配置もセンス抜群!
ステンドグラスもモダンなパターンが多くて、アートとしての完成度も高いし、
引き算を知ってる「間」が計算された空間だったはぁ~素敵

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(左手おばちゃん中国人、雨でもサンバイザー)


お家へ帰ったらクミちゃんがまだ練習中で、これでも読んどけと「のだめ」を与えられる。
あれ確かに面白いね。

夜は劇場の食堂でオーケストラのメンバーの合同バースデーに図々しく参加。
彼女が築いた人間関係が基本にあるからだけど、みんな気さくでとっても良い人たちだった。
さらにタダ飲み、タダ喰らいのバイキングで初ドイツらしいものにありつけたし。

しかしあんな個性が強い音楽家の中で、コンマス補佐なんてよくできるなー、、、
優等生じゃないからハートだけでここまで来た、っていうけど、
やっぱり練習から頭使って、時間とエネルギーを無駄にしてないんだろうな。
あとはそこから来る自信と。


今回の旅で完全に放浪の楽しさを思い出してしまったので、
イギリスいる間は暇(と金、、、)を見つけてはどこかへ行こうと決意。
今楽しむことに貪欲。


2009年4月16日



<25:30>

やってきましたMunich!

いきなり酔っ払いです。


思いのほか長かったベルンからの電車の旅、、、
1時間くらいは余裕余裕、って車窓からの眺めを楽しんでたんだけど、
3時間を超えたあたりからおしりがむずむずしてきて、5時間半かけて到着した時はすでにぐったり。

駅で2年ぶりかなー?高校時代の友人でドイツ在住10年のクミちゃんに再会

こちらも前にイギリスにいた時から遊びに行くよ~と言っていて、一向に実現してなかったから
彼女に会えるのは旅計画の中で、すごく楽しみだったイベント!!

クミちゃんは高校時代部活が一緒で、
今はプロのバイオリンニストの彼女と恐れ多くも一緒に演奏してたりしたんだけど~、
タイミングをしくじったりすると弓で背中をつつかれたり、当時はとっても怖かったのよー。

お互い飛び回ってたから、ゆっくり話をするの自体がもう10年振りくらいじゃないかと思うけど、
彼女が住む特異な世界を垣間見るのはすごく面白い。

ヨーロッパに暮らす日本人としての共通点があるから、話もはずむしね。

シェフィールドで日本人の友達が一向に全くできなくて、それも少しストレスだったから
思いっきり日本語話せるのもやっぱり楽だし。


夕方着いてお家ごはんの後、最近彼女の周りに現れた不思議な友達とバーへ本場ドイツビール飲みに出かける。
いや~、やっぱりビールは確かにおいしい!!


クミちゃんの部屋は1LDKだけど50㎡以上あって、
劇場からは徒歩5分だし、街の中心も10分以内、建物のすぐ隣は川というすばらしい立地。

サミュエルのお家もそうだけど、同世代の彼らが「生活」を整えてる感じが、
今まで私が本気でしてこなかったことのひとつだな~と気付かされ、
引っ越し魔な上、これまで何をしてても腰が浮いてる感じだったから、
次のステップはやっぱりSettle downする方向へ向けようと、ここへきてまた心が固まった。




ベルンで朝寄った大聖堂。
建物はシンプルだったけど、彫刻が美しかった。
動きの柔らかい感じと、彩色がやっぱり北欧と近い印象。
好み
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高窓から入る光が恭しさを増す。
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電車までの時間つぶしに入ったカフェで飲んだカプチーノは、
人生3本の指に入る完璧なバランスの一杯だった。幸せ~


2009年4月15日



今日もベルンは快晴!!

スイスへ来てからずーーーっとこのピーカン(死後?)が続き、
今日はもう暑くってノースリーブにビーサンで出ちゃったもんね。

本日の目的は・・・・
ベルンに来た唯一の理由、パウルクレー美術館!
建築歴の浅い私なので、何年か思いを抱いてきた建物を訪ねる、ってことが少ない中、
ここはたぶん出来た時からレンツォ・ピアノとクレーの組み合わせと聞いて、
ぜひぜひ行きたいと思ってたところだったから、バスを降りて向かって行く時ドキドキしちゃったもんね。

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地面から生えたようにうねる建物は、あいまいな地面との境界線と、
周辺の丘を映したような曲線のシルエットで、背景と協調しながら静かに自己主張してて、
ひたすら美しかった~


エントランスとアトリウムは、前面道路を隔てるための緑の土手に反射した光がふんだんに入るので
とっても明るい。高天井と、東西のガラスファサードの向こうに見える芝生の丘と、縦横に視界が広がって
入口でもうノックアウト。

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美術館は常設展を設けない、っていう面白いスタンスだった。
クレーの作品は数が限りなくて、さらに多様で、同じテーマを時間をまたいで行き来してるからこそできるんだろうな。


企画展は「イスラム美術とクレー」というテーマ。
北アフリカへの旅がどうクレーのその後の作品にどう影響したか、というのがテーマで、
伝統的イスラム美術、工芸品から東西(東ったってペルシャまで)交流で生まれた作品、
クレーと旅仲間の道中、帰国後の作品が展示されてた。

企画自体は面白くて、ここへきて出た疲労がなければ(昨日のビール?年なのか、、、?)
もっとじっくり見たかったんだけど、イスラムあたりはちょい飛ばし気味だった。

バランスなのか、色なのか、遊び心なのか、、、完璧なようで未完成のようなクレーの作品は
小さいキャンバスなのに吸い込まれる魅力があった。

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美術館の隣で、お手製貧乏サンドイッチのゆっくりお昼の後は、ベルンの街歩き。
人も車も多い市街地を避けて川の方へ降りてみたのが大正解

クリームエメラルド色の足早に流れる川沿いは絶好の散歩コース


あまりにも気持ちがよかったから、夕飯前にもう一度本を持って直行。
川の流れる音を聞きながらの読書は最高のリラクゼーションでしたー。

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ホステルはメンバーがちょい入れ替わって、建築家カップルが去り
イタリア人のフルート奏者の女の子が相部屋。
この子、ドイツの音学院に入るために、ベネチアで働きながらベルンまで毎週!レッスンを受けにきてるそうな、、、
音楽家も大変だの~


明日はいよいよミュンヘン




2009年4月14日



<22:30-ほろ酔いのせいか言語スイッチ働かず>


Today, I left Zurich and took a train to Bern.
It was only an hour travel to get here, much shorter than I expected.

Saying goodbye to Samuel and Nici was pretty casual, it was almost like meeting them tomorrow.
Guess it was because we were certain that we'll see each other again sometime.

When I think about that I met Samuel 6 years ago in France, then in Japan, and this time in Zurich,
it just makes me realise how exceptional our friendship is.


Bern isn't quite the place I imagined, it's a little too busy, cluttered and polluted....
Must say I was slightly disappointed, maybe I had too great time in Zurich

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世界遺産に登録されてるベルン旧市街、砂岩を積んだ建物が並ぶ。


Arrived at the station at around noon, went to the National Museum for killing the time till the check-in desk at the hostel opened.

The museum was absolutely brilliant, they have a quite good range of collection from 14th C. Italian religious paintings to Cubism, Impressionist and contemporary sculpture works.

I found (or discovered) a Swiss painter called Ferdinand Hodler, I really loved the way he portrayed people.
Beautiful, fine colours and the expression of faces and the body languages,
the theme of the paintings are just intriguing and makes you wonder.

「夜」
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こわいでしょ~


I'm staying in the hostel room with 5 others,
a couple on their business trip, another young couple who are actually architects working in London
and travelling around Europe to see the buildings (What a coincident!), they are all originally from Canada, and an American guy on back packing.

Everyone seems quite laid back and friendly.

After having a quick supper, I went out to the bar next door to chill out and try a Swiss beer.
Sat outside table for about an hour in a cool air listening to the music, it was very very relaxing evening.
I'm surprised how easy I feel about hanging around the city by myself,
could be because of the extreme niceness of Swiss people or the previous days I spent with Samuel and NIci.

Anyhow, it is a new found confidence in me and I LOVE it.


Today, I almost have decided to stay in the UK after my study until I find `The job' for at least for next 5 years.
It would be a great experience whatever I do anyway.


Again, I'm really glad that I made this trip.




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スイスのコーヒーにははずれがない


2009年4月13日



チューリッヒ最終日。

明日はベルンに向かうけど、この4日間はほんとに充実してた。

建築・デザインに熱いサミュエルのお陰で面白い建物もお腹いっぱい見れたし、
この家は驚くほど居心地が良かったし、、、、

2人とはきっとこの先もゆっくり長く交流していくだろうなと確信してるけど、
本当にいい友達と過ごしたホリデイ前半戦は心を洗われるような時間でした。

短い期間だったけど、スイス人の人の良さを身にしみて感じた。
親切で、きれい好きで、おっとりしてて、ちょっとシャイで、、、、日本人と似てるんだよね。
外国人が日本に来て感動する気持ちがちょい分かった。



今日の観光お題はチューリッヒ建築ツアー。

まずはFreitagのフラグシップ店。
コンテナを積み上げただけに見えるこの建物、地震大国から来た人にはちょっと不安な見た目。

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イースターマンデイでお店は閉まってて中が見れなかったのは残念だったけど、
中古のトラックの帆でバッグを作ってるメーカーのショップとして、なんてぴったりな部材の使い方でしょ。

コンテナ結合部分↓
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次は元工業地帯の再生された昔の鉄鋼所を見学。
こちらも今やってるリーズのエリア再生プロジェクトにとっても参考になる建物で、
さすがサムくん、昨日の垂直庭園といい、ツボを得てる~ぅ


そこからバスに乗ってカラトラヴァの初期作品、シューデルホーフェン駅へ。
この駅、、、、今回見た建物の中で飛びぬけて圧巻。

ボルトひとつからデザインしたんじゃないかと思われる、
ほぼ執念のディテールへのこだわりと、形状の異様さと、フォルムが絡み合う感じと完成度の高さ、
建築家の怨念みたいなものが空気に満ちていて、その場にいて背筋がゾクゾクする作品だった。


エントランスをくぐると、まず地下道に入る。
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デザインテーマはくじらだったそうな。
照明と天窓から入る自然光がこのうねうねフォルムをまた際立たせる。


エスカレーターを上がってプラットフォームへ。
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実際はもっと印象的なんだけど、カーブして細長い為写真に納まりにくい、、、、
体験する建築だから、写真じゃ表現できないのね


さらに上がるとテラスがあって
使い道は?な空間だけど、このアーチはまた美しい
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働きアリのようにディテール写真を撮り続ける私を暖かく見守るサミュエルとニッキー


建物が持つエネルギーに若干酔っ払った気分で、次のスポット、コルビジェセンターへ。
湖岸をてくてく15分ほど歩くと、少し開けた広場にほぼ唐突に建つ、コルビジェ最後の作品。
こちらも今日は休館、、、

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箱形の建物と折り紙みたいな屋根が分離してて、箱の上はテラスになってる。
この空間は夏場きもちいいだろな~



遅いピッツェリアランチをして(国同士が繋がってることもあって、イタリアンがむちゃうまい)
建築めぐりでくたくただったニッキーは一足先に帰宅。

サム君と私はコルビジェセンターの近くにあった不思議な動く彫刻を見てからお家に戻りました。
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1日に30分だけ動く


今日はシェフ交代でサミュエルが自慢料理、ポルチーニリゾットを作ってくれた
これまたうまいんだ~


スイスの国民スポーツを見ないとね、という理由でサッカー観戦後本日おひらき。
(↑同じ理由でおとといはアイスホッケー観戦、見たいだけやろ??)


チューリッヒでは、ポジティブ+リラックスした新鮮な空気をたくさん吸い込んだから、
旅が終わるころには荷物と一緒についてきた迷いが現実の形を持って、解けていくといいなと、
相変わらず楽観的に思うところ





おまけのサムくん家の前のスタジアム
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数年前に古いスタジアムを建て替えたそうで、
客席とグラウンド部分はすべて地下レベルまで掘り下げて、道路からは屋根のみが見える。
アパートからの眺めは素晴らしく良くなったけど、音響面では音が地上に逃げるから試合の時ちょっとうるさいのと、
コンサートとかは行えなくなったのが難点とのこと。

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スイスの建物は、RCに木の仕上げが多い

2009年4月12日



今日は電車に乗って1時間半、Luzern(ルツェルン)へ足を伸ばす。
アルプスへもう少し近づいて、チューリッヒと同じく湖と、運河と、古い町並みと、、、スイスらしいかわいい街だった。


駅を降りてまず目に入るのはジャン・ヌーヴェルのルツェルン文化会議センター
この建物はなんといっても跳ね出し屋根。

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テラスに登ると屋根で景色が切り取られたパノラマビューが見れるというわけ。
面白い体験だったけど、頭上に張り出す屋根のボリューム感は原寸で体感すると重圧感がありすぎて、
何かが落ち着かなかった。


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対人間のスケール感はおいといて、
湖に向かってどうなってるのっていうくらい張り出す屋根のシルエットは街の顔としてインパクトは大



所々街角に唐突に現れるスーパーモダンな建物にやっぱり心を奪われつつ、
イースターサンデイの閑散とした街をゆっくり徘徊。

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ペイントされた古い建物の間の路地を抜けて丘を上がり、
時計塔を軽く登って街と湖を見下ろす、、、はずが階段の途中で突如両太ももが硬直
年なのか、、、、?
しばらくきたえてだけにちょいショック


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商業施設+オフィス?
青銅パネルと、窓の納まりすばらしく美しい


午後は持参のサンドイッチを湖畔でほおばった後、食後のアイスを食べ歩く。
相変わらず天気に恵まれて、3日目だけどすっかりリラックス旅気分、、、
サミュエルとニッキーは一緒にいてしごく居心地がいいし。


夕方チューリッヒに戻り、修論のテーマにあまりにもぴったり、タイムリーなVertical garden (垂直庭園?)を見に郊外へ。
コンセプトはかなり旬で新鮮だけど、緑が育って庭園として形になるまではあと何年かかかりそうな様子。
そのプロセス自体が面白いんだけどさ。

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現状は鉄骨の骨組みの上を歩く状態で、グレーチングはスケスケだし、ウッドデッキはすでにがたがただし、
心もとなさにめずらしく高所恐怖体験をし(年なのか、、、?)
相変わらずガクつく太ももと折り合いをつけつつ帰路。


今日のディナーはチューリッヒの伝統メニューだという炒めたポテトとチキン+マッシュルームクリームソース。美味

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+毎食後恒例のアイスクリームを食べつつ気になってた「300」をみんなでうだうだしながら観て、
あ~、友達ってステキだな~、って再度実感。


スイスでは半分のカップルが離婚するという話をしてた時の、サム君本日のお言葉:

「今はみんな相手にしてほしいことを求めるばかりで、自分が何かを与ようとすることをしない」


身につまされるー

2009年4月11日



<24:00>


サムくん家にはネコがいる。

プライドが高くて、いかにも猫らしい
触ろうとするときびすを返すくせに、消えたかと思うときっちり1m離れたところで一文字に伸びて寝息をかいてる。
気まぐれで素直じゃないところにちょっと親近感、、、


今日は朝寝坊をさせてもらって、ゆっくりごはんの後チューリッヒの旧市街へ。
空は雲ひとつない快晴 太陽の下では夏仕様でも汗ばむくらい。

トラムに乗ってオフィス、高級ブティック通りを抜けたら目の前が開けて湖に到着。
湖から流れ入る川沿いに旧市街があって、4-5階建てのシンプルな14世紀くらい?の建物と
狭い石敷きの路地をぶらぶら徘徊。

視界が限られてるから、次の角に何があるのかわからないのがワクワク感を増すのねん。


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川の向いが旧市街。メンテナンスが良すぎて古く見えない



―ここでイームズ(猫ちん)一文字から起き上がって足元へジャンプ。
おもむろに毛づくろいを始める。重た、、、、


日向の坂道でサラダランチの後アイスを食べ歩きながらボート乗り場へ。
1時間半かけて湖を回るコースで、湖畔の庭+船着場付超高級物件を品定めしつつ、
背景の雪が残るアルプスを眺めつつ、みんなうつらうつら、、、、

シェフィールドで死ぬほど「水」が恋かったから、
今日のボートトリップは我慢した後のタバコみたいだった(吸わないけど)

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湖とアルプス


サミュエルも「水」への思いに同感で、彼が言うには水の上には何も建たないから
おのずと無のスペースが広がるからじゃないかと。
なるほど、、、

「動き」と「流れ」、「音」にも何かがある、というのは2人とも同意。


急に夏らしい天気になって、お日さまの下でちょい疲れモードの3日人はそのまま帰路へ

本日のメニューはチーズフォンデュ!と決まってたので、
ニッキーがお手製パンを焼いてくれる中(焼きたて、すんごいうまいよ
テラスに寝そべって沈む太陽で日光浴、、、

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今日のゴハン チェリー酒入れすぎでみんなほろ酔い、、、


外国なんだけど、懐かしい顔があって、
街は私好みのデンマークに共通するシンプルさとディテールへのこだわりを感じて何を見てもゾクゾクするし、
もう何か月か振りに真にリラックスできてすばらしいホリデイだわ


サミュエルはこれまで出会った人の中で、素直でナイスでこっちの心も洗われるような人だったから、
彼女ができたと聞いた時、きっとすんごいいい子に違いないと確信があったんだけど、
ニッキーはほんとに、これまたこんなにキュートでいい人がいたもんかと思うほどの人柄で、
私が何度か手に取って買うのをやめたスカーフをこっそり買いに戻って、
家に着いたら「サプライズがあるんだ~」って渡してくれるようなー、、、
私にはもったいないくらいの友達


彼らの出会い話を聞いて、やっぱり物事は流れの中で起こるときに起るんだと
改めて思う。


イームズは目の前でナゼかエジプトの猫像ポーズで固まって寝てる、、、

オヤスミ


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2009年4月10日



<17:30>

やっとチューリッヒ行きの飛行機に乗りつきました。
久々の短距離フライトだから、ジャンボジェットと違って安定感ないなー、、、

これだけ飛行機恐怖症のくせに、コリずに飛ぶのはひとえに色んな所を見たいからなんだけど、
このパートだけは本当にキライ

今回の(も)旅行は3月中ごろに急に思い立ち、あっと言う間に旅立ちの日となり、
課題をある程度やっつけておくために昨日はほとんど寝てまへん。

朝9:00に家を出て、バスを乗り継ぎロンドン、LUTON空港へ。

バロック小屋みたいなバスステーションで凍えてまずい紅茶を飲んだ後着いたLUTONは、
短距離便が主なちっこい空港で、ここでもその倉庫みたいな様相にがっくり。
さらに待ちぼうけで、出がけから8時間半でやーーーーっと出発。


チューリッヒの空港では以前イギリスにいた時に参加したデザインワークショップでグループメイトになって意気投合して、
ゆっくりペースでも連絡を取り続けていた友達のサミュエルと、彼女のニッキーが出迎えてくれるとのこと


プロダクトデザイナーの彼は2年前に日本に遊びに来てくれて、東京ー京都と安藤忠雄ツアーをして以来、
今度は私がスイスに行くね~と約束してたから、実現できたのが嬉しいな~


マメさに欠ける私なのに、心よく迎えてくれる友達がいるってのはほんとにありがたい、、、。

チューリッヒまであと1時間。




<23:00>

チューリッヒでの寝床はサミュエルとニッキーのお家のリビングソファ。
カップルのアパートは広々2L+DKで街の中心からトラム(路面電車)でちょっとのスーパー便利な立地。
昨日ほぼ徹夜なので、ちっとくらいプライバシーがなくても快適快適。。。


旅に出ようとほぼ唐突に思い立ったのは、この数か月思いもよらない勢いで気持ちが揺らぐことがあって、
長いこと忘れてた高揚する感覚と、引き替えのように待ってた落下する痛みと、
さらに今の自分の足元の不安定さと、求めているものの矛盾をつきつけられて、
もうこの場所から物理的に離れることでしかこのぐるぐるした状態を乗り切ることができないと思ったから。

計画した翌週にはシェフィールドからバスに揺られ、何の取柄もプライドもない機能だけの空港から飛び出して1時間半、
あっという間にチューリッヒに降り立ってた。

飛行機の窓から見下ろしたスイスの田園風景は整然としてて、緑のグラデーションが碁盤の目のような正確な直線で区別されていて、家のデザイン、配置まで、ひと目で腑に落ちる心地よさに妙な親近感を覚える

空からの眺めは「Google Earthだな~」とふと思った瞬間、
バーチャルや模倣に慣れると「人形みたいな子」とか「絵みたいな風景」って具合に
現実とRepresentation(日本語??)の反転が起こるな~と、すでに思考がヒマ人化してきていい感じ。


明日はチューリッヒ観光1日目




ただいま


またまたお久しぶりです~ぅ


どこからただいま??という方もいらっしゃるとおもうので、近況報告。

イギリスへ来て早7ヶ月、ここ2か月ほど学校生活に余裕があったことで、
これからのことを考えてみたり、個人的なところで色々あったりして、

シェフィールドは相変わらずどんより天気だし、
クラスメイトは仲間割れするしー、、、で
鬱屈がたまってるところにちょうどよくイースターホリデイがあって、
休み明けに課題提出もせまってないし、こりゃどっか行くしかない!!

といつもながら唐突に思いついて、

①バルセロナ→グラナダ スペイン貧乏旅行
②チューリッヒ→ミュンヘン 友達巡り

の2計画どちらかに決定。
②は私の都合だけじゃないので、とりあえずお伺いをたててみたところ、
みんな快くお招きしてくれたので、飛んじゃいました

10泊11日で、スイス、ドイツの3都市をめぐって、街と建物観光。
でも本当の目的は、昔の友達に会うことなのさーー

ということで、20日に楽しい楽しい旅行から帰ってきて現実に戻ってきたんですが、
旅の間500枚の写真と、旅ジャーナルをつけていたので、
記憶が新しいうちにつれづれ旅日記をアップしたいと思います。


お暇なら読んでやってくださいんね



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Jaro

Author:Jaro
「お世話になった設計事務所を辞め、家族と友人に後ろ髪を引かれつつ勉強+骨を埋めに英国へ行って参りま~ス」してから早7年。
相変わらず行き当たりばったり、流れに任せて生きる。
今年こそドクターになるぞー、、、

片割れ: ハニー
継子1: 太郎 (20)
継子2: 花子 (18)
継子3: 芳江 (14)
継犬:ブリンダス・エバンス(享年13才)

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