across the universe

英国ヨークシャーから季節のお便り

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プレッシャー



今日は研究ミーティングに参加しに大学へ行って来ました。

外からお金がたくさん入ってくる工学部には、
「未来のエネルギー資源を考える」っていう幅広~い研究目的をかかげて、
毎年何十人か集めたエリートくんたちのミニプロジェクトをサポートし、
そのままPhD(ドクター)を取りたい人たちには奨学金を与えますよ、っていう太っ腹な企画があるらしくー、


去年の末に、その中に壁面緑化に興味がある学生がいるから、
指導に関わってくれないか、とお願いされてて、
3月になってもうんともすんとも言ってこないから、研究計画自体ぽしゃったかな?と思ってたんだけど、

おとといあたりに「初ミーティングはあさってで」って連絡が来て、
「とーとつだよ!」と、説教がてら断ってやろうかと思ったんだけど、
他の先生たちがOK!OK!と言ってる中、断れない雰囲気で、ろくに準備もせずに行って来ました。


話を聞いてみたら、まだ本人はぜんぜん具体的に何をするか考えてないみたいだったから、
まー適当に知ってること喋ってればよくてよかった。

うちの担当教官は「これじゃー、君の脳みそと知識をあっちが享受するばっかで、得がない」
って言ってたけど、人生何でも経験だし。
こういうのを無駄に見えてもちょこちょこやってるから、気づいたらいい話が転がりこんできたりするわけで、
学生で暇なうちは来るもの拒まないようにしてる。


実際先生たちと一緒にイギリス人学生にいっぱしにアドバイスとか与えちゃったりして、
私もやるじゃ~~ん、とか思うんだけど!

ま、大学内どころか、イギリス中で壁面緑化やってるの私ぐらいだから、
ニッチ産業で独占市場なんです。ほっほっほ

研究が進んでる日本の論文にアクセスできるという強みもあるしね。


で、
家に帰ってきたら、今度は別の担当教官から新しい研究の打診メールがきてた!

シェフィールドの街中に新しくできたデパートの建物が、市内で初めて壁面緑化されるんだけど、
先生がこの間のECOBUILDでこの緑化壁を施工する会社と共同研究について話してくれたらしく、
「資金出しもけっこう乗り気だから、研究計画をたててみたら?」とのこと!

たてるたてる~

実は密かにやりたいな~、と思ってた研究があって、
企業の思惑と合ってそうだから、即効動こう。

今は独占市場だから、おいしい話が転がってくるけど、
どんどん流行ってくから、スピードは大事だね、、、。


めずらしくちょいプレッシャ~。



100_5745.jpg
今日の戦利品。

初めてイギリスでさつまいもゲット!
今日のデザートは焼き芋で~ス




ひょ~!!
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マウスで毛髪の再生に成功



のタイトルを見て、



コンピューターのマウスで頭をたたく姿を想像、、、、、





記事が気になる人はこちら

毛の再生、マウスで成功





  

イエローページ


今年度版のイエローページが来た。

日本でいうタウンページ。地元のビジネス関係の電話番号が載ってる、、、、
んだけど、

100_5733.jpg
          ↑去年の                         ↑今年の


すんごいサイズ縮小してる!
厚みも半分くらいだし、、、、。

やっぱりネットが普及したからね、もうこれをパラパラやって調べる人もいないんだろうね。
実際うちの昨年度版は開封されてもいないし、、、、。

でもね、万人がインターネットするわけじゃないし、
家族のいないお年寄りとかは、家周りのこととかこれを見て電話したりすると思うんだけどね。
テレビとかでも「詳細はウェブで」なんていわれると、
世の中から取り残された気がする人も多いだろーに。

なんてことを考えながら、古いのはそのまま古紙回収へ、
新しいのは玄関の戸棚にポイと、来年のが来るまで放置するんでした~。


ちなみに、タウンページもそうだけど、なぜ「きいろ」なの?
と思って調べてみた。

なにやら1883年にアメリカのワイオミングで電話帳を発行してた印刷屋が、
白紙の在庫が切れたことで黄色い古紙を使ったところから始まって、
3年後にルーベン H.ドナレイなる人物が、最初の公式電話帳を発行したことで、
新しい電話帳ビジネスなるものが生まれたそーな。

ふ~ん。


今では世界各国で、ビジネス電話帳は黄色がスタンダードになってるんだって。

ちなみにイギリスやアメリカではイエローページ(ズ、複数形だからね)だけど、
日本はタウンページ、
アイルランドやオランダを含むいくつかのヨーロッパの国ではゴールデンページ(ズ)、

スリランカではレインボーページらしい!
どんな色?!?!







仕事のバランス



すごいひさびさにイギリスに来る前まで働いてた会社のホームページを見た。

なんか社長のインタビューの特設チャンネルとかできてて笑えた。
建設業でも、低コストの注文住宅を売りにしてるから、
不況ビジネスで儲かってるのかもね。


最新の竣工物件もたくさん載ってたから、
どんなもの作ってるのか見てたら、
私が辞める直前まで図面描いてた家の写真が載ってた、、、、、。


途中で引き継ぎしちゃったし、
もう3年前のことだからあんまり覚えてなかったけど、
けっこうちゃんと形になってた。


家の設計は、個人のお施主さんが何十年もローン組んで建てるものだから、
責任重大で胃に穴が空きそうなこともたくさーんあったけど
(実際空いたし、、、、)
できあがってく家を見るのは、どんだけの苦労と天秤にかけてもやりがいだったね~。

「自分のやりたいこと」を追求するんだったら、
あの仕事以上のものはないと思う。


かなり設計から道がそれちゃったし、
イギリスは資格制度が全く違うからこっちで建築士になるのは今更無理だから
もうあんな楽しいことをできることもないだろうけど、

週休一日(しかも水曜日!)残業150時間(無給)なんてのも
もう絶対やらない。


外観2
載せたらまずいかなー、、、、

私の選んだ平葺き鋼板の外壁、そのまま使われてたー。
けっこういい感じじゃ~ん




ラー油症候群



今日は朝から英会話のレッスンで(いっぱしに教えてまーす)

その後ちょーひさびさにニュージーに住む妹分、ゆーこちゅんとスカイプした

下の方でブロともになってる彼女です。
東京で3年弱同居してたルームメイト、
ほぼ同時期に彼女はニュージーへ、私はイギリスへ旅立ち、
地球の裏側で相変わらずお互いてきとーに暮らしてます~


「地震大丈夫だった~?」
なんて会話は最初の2分で、何年か振りだってのに、大盛り上がりだった話題はこれ!

気になる人はググってみてね。


いや~私も「オイリーフィッシュ」には気をつけるようにするよ。
ぬふふっ



またお互い起きてるタイミングあったら話そうね~♪




皮下脂肪の理由



朝いちの日課は鳥のエサやり。

ひととおりフィーダーとかを詰め足したら、
居間のソファで紅茶を飲みながら野鳥を眺めるのが毎日の楽しみ~。


最近の朝の気温はだいたい5度くらい。
初冬のころは同じ気温でもコート着て出て、それでも寒いと思ったのに、
近頃は半そで素足にスリッパでも余裕。

冷え症の私がストーブ無しでも10度くらいまでは何ともないし、
寒さって慣れるのね~。

と思ってたとこで、「北国出身=寒さに強い」説を大マジメに検証してみた!という記事を発見。

これによると、

「人の体は37度程度を平熱とし、発汗や皮膚血管の収縮でその温度を自動調節していますが、一定期間を寒冷地で過ごすと、体温が37度以下になっても、寒さを感じにくくなります。低温下でも皮膚血管が拡張したままだったり、皮下脂肪が厚くなったりと、実際に“寒さに強い体”になるんですよ。」

なるほど~。

最近腹回りでぶよぶよしてるやつは、寒さ対策だったのね!

じゃ春にはいなくなるかな~~?
、、、、、、、、、、、、、



DSC04015.jpg
今日はママ、窓台でお出迎え

DSC04023.jpg
落し物ですよー




ECOBUILD 2011 〈続〉



ExCelはとにかく広大な展示会場なんで、
1日で全部回って見るのは不可能だし、前回やみくもに回って異常に疲れた経験があったから、
今回は前日に予習をして、行きたいブースをチェックしていった。

本当はコンポストトイレとか、最新のソーラーパネルとか個人的に見たかったんだけど、
基本屋上・壁面緑化を中心に見て回って終わっちゃった。


今年は緑化のコーナーがどーんと'Cityscape'なる特設会場になっていて、
都市緑化と、生態系保護関係のセミナーが一日中行われてた。

はやってんね~、鳥・虫保護。


100_5694.jpg
コウモリの為の壁材。レンガが浮いたところにコウモリが入れるようになってる。

100_5695.jpg
これもコウモリの巣用パラペット(?)やっぱり隙間から入るのかな。

イギリスではコウモリは手厚く保護されていて、
というか住みかがなくなって絶滅の危機に瀕しているので、
コウモリの巣の駆除は禁止されてる上、巣がある家は取り壊したり、おいそれと改修したりできないんですよ。
日本のコウモリも相当危ないみたいだけど、
まあ日本に限らず、こういうプラスαの要素(かわいいとか、人になつくとか)のない生き物は保護が遅れるんだよね。


100_5702.jpg
これは鳥の巣箱?と壁面緑化の組み合わせ。
ほかにもミツバチの巣と合わせたものとかもあった。


もちろん私は緑化技術の推進派ですが、
どの会社も、大学の研究だってビジネスなんで、
数ある緑化効果の中で生態系の保護を売りに出してるのは、イギリス人に一番うける切り口だからなんだよね。

真剣に夏熱い日本では温熱効果が売りになるだろうし、
まあ私はその「多目的度」こそが建築物緑化の優れたところだと思うけど。

あとは展示会的に壁面緑化はインパクトがでかいね~
壁一面どーーーーんと緑だと、何々??どーなってんの??って人が寄ってくるもんね。

ぱっと見のプロモーションはしやすいけど、
昨日も色々話を聞いてて、やっぱり平米10万円~の単価だと、
歌ってる効果があるほどの面積を緑化するのはまだ難しいね、、、、


、、、、、ま
私は流れにのって、流行ってるうちに研究しとこう。(つくづく不真面目)


100_57171.jpg
これは今共同研究打診中の会社。
研究資金の話がまとまれば、さ来月あたりにこのプロダクトを使って実験を始める予定

100_5707.jpg
右手にあるのは「サラダウォール」。レタスとかパセリとか植わっててかわいい。
日本の狭小住宅とかにいかが?
この大きさで50万するけど~

100_5712.jpg
パネルはこんな風になってます。


この会社の人、セミナートークで会場の人から「断熱効果があるっていうけど、どんなもんなの」って質問をうけて、
「現状示すのは難しいけど、シェフィールド大学と協力したりしながら、数字にする努力をしてます」

っっっって!!!!!こら!!!!!

金払う前にそれはずるいでしょー。
大学の名前出すなら、それなりのことしてもらわないと。

でも目撃しちゃったから、資金出ししぶったら「公の場で言ってましたよね」って言ってやる。


100_5717.jpg
植物は垂直じゃなくても育つんですよ、
というのを無言で語るオブジェクト。

センスいい~



100_5722.jpg
これはきっとプロの展示屋さんがデザインしてるね。

100_5724.jpg
金かけてる~ぅ


展示場には山男ニックもいて、
なぜか木こりのようないでたちで、、、、、
上のような派手な会社にも負けず道行く人たちをなごませてました。


日帰りで忙しかったけど、
2年前の緊張して回ったECOBUILDと比べて、業界に知り合いはできたし、
ピンポイントで情報も仕入て回れたし、
またひとつ自信がついてとても有意義な一日でしたー。



ECOBUILD 2011


昨日は↑これに参加しにロンドンへ日帰りしてきました。

とっても疲れた、、、、、、

最近忙しかったからね、今日はお休みと決めて、つけは明日払お~。


ECOBUILDの会場は例年のアールズコート(幕張メッセみたいなとこ)から
ロンドンシティ空港の隣にできたExCelに移動して、サイズもレベルもアップしてた。


ExCelはウィキペディアによると、去年アラブ系に買われた後、展示面積を2倍に拡大して、
ケータリング施設、会議場なんかも完備して、去年リオープンしたそうな。(オイルマネー)

来年はロンドンオリンピックのボクシングとか柔道の会場になるんだって~。
また行くことになるかもねん。


Excel EventMap_FINAL
こんなロケーションで、
80年代まで使われてたドックの跡地に建てられてるんだけど、
ロンドンの中心まではいいとしても、主要駅からはいくつも乗り継がないと行けなくていまいち、、、

うちからロンドンに出ると、ハリーポッターの駅(ホグワーツ行きの電車が出るところ)、
キングスクロスに着くんだけど、会場まではそこからさらに1時間かかった。
行き道だけでもうくたくだだよ。


ECOBUILDは、省エネルギー、省資源、リニューアブルエネルギー(風力とか、太陽熱とか)の建材展と
環境系セミナーが合わさったもので、
基本ビジネス展示会だから、教育機関関係者には冷たいのよね。

はるばるヨークシャーから来たっつうのに、「あ、大学の方は裏口へまわってくださーい」と言われ、
軽く数キロはある裏口へとぼとぼ歩く、、、、、。
くっそ~

でも展示会場ではもっと冷たい対応を食らうんだから、こんなんでめげてはいけません。
裏口ではさらに「ビジネス以外」の列に20分並ばされて、やっと会場に入れたんでした。


100_5690.jpg
ドックで使われてたクレーンは、シンボルとして保存されてる。
会場の周りもけっこうきれいにされてて、
夏はこの辺にテーブルが出たりしたらいい感じかもね。


100_5692.jpg
ドックにかかる歩行者用の橋。
ロケーションに合った細身のきれなデザイン。
右のタワーみたいなところからエレベーターで上がって渡る。
(あんまいい写真じゃないけど。向かい側に回るのに必死だったんで!!!)



展示会の様子は長くなるんでまた明日更新しまーす。


帰りは電車までかなり時間があったから、
隣のO2アリーナで「The King's speech」(英国王のスピーチ?)を見てきた。
(上の地図でExCelの左隣にある丸いやつ。できた当時はミレニアムドームだった)

けっこう時間がぎりぎりで、映画館に急いで行ったら
自販機が金だけ取ってチケット印刷しなかったり、エスカレーターが止まってたり、
なんだかハプニング続きで、一気に疲労感が増した、、、、

そんでもって20分も上映前の宣伝があって、電車がぎりぎりのタイミングだったから
最後5分くらい残して泣く泣く駅へダッシュ

意地で最後のスピーチまでは見たけど。
ほんと最終電車ぎりぎりで更にどっと疲れた、、、、、、


実は前日母親(ロンドンエキスパート)とスカイプして、
「映画は時間が決まってるし、移動に意外と時間がかかるからやめといたら」
と言われてたんだよね。

本当は街中に出て日本食材を買って帰ろうと思ったんだけど、
展示会場出たらもう一歩も歩きたくなくて、人ごみに行くなんて考えられなかったんだもん。


King's Speechでアカデミー監督賞をとったトム・フーパー、
受賞のスピーチで、お母さんが出版もされてなかった劇の脚本を見つけてくれたことに感謝して、
「このことが教えてくれるのは『母親の言うことは聞いておけ』ってことだ」と言ったそうな。



はーーーい




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Jaro

Author:Jaro
「お世話になった設計事務所を辞め、家族と友人に後ろ髪を引かれつつ勉強+骨を埋めに英国へ行って参りま~ス」してから早7年。
相変わらず行き当たりばったり、流れに任せて生きる。
今年こそドクターになるぞー、、、

片割れ: ハニー
継子1: 太郎 (20)
継子2: 花子 (18)
継子3: 芳江 (14)
継犬:ブリンダス・エバンス(享年13才)

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