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英国ヨークシャーから季節のお便り

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消えたデータ



昨日は屋上緑化のデータ回収にペニン山脈のふもとにある、地元企業の工場へ行って来た。

まあまあのお天気で、屋根に登るには寒くもなく、風もなかったからよかったー。
ここのところ雨続きだったからね。(今日も雨、、、、)


お邪魔したのは土木事業用のシートなんかを作ってる機械を使って、
他より一足早く屋上緑化用の水受けマットを作り出したことで、
今のところイギリスのニッチなマーケットをひとり占めしてる会社。

会社の建物の屋上をショールーフ/実験屋根として緑化していて、
うちらは去年の10月から熱関係の観測データを取ってるので、その回収に行ったんでした。

100_5420.jpg
まだあんまり植物は育ってないけど。


建物の内外に温度センサーを設置して、データロガー(記録機)につないであったんだけど、
外部用のロガーがパソコンつないでも「電池切れでーす」と言うだけ。

5か月でそれはないだろう、とこじ開けてみたら、
電池ケースの接続がカラカラ言ってそのままうんともすんとも言わなくなった、、、、、

設置前に動作確認してるから、設置後のどっかで壊れたんだろうってことだけど。

まーねー、観測史上一番寒い冬だったから、
うちの辺でもー12度なら、ここより標高が高い吹きっさらしの屋根は動作環境限界のー20度に近かった可能性もあるし。

100_5411.jpg
丸太の下に埋もれてるコヤツが問題のロガー


自分の実験なのに「しょーがないよねー」とのんきに思ってたら、
うちの教官「データを失うのは大っきらいなんだーーーーー!」
とプチ切れ気味、、、、、

他の人には「すごくがっかりだと思うけど、取れたデータで何とか解析できるから」
と慰められたりしたので、
とりあえず静かに気落ちしたふりしておいた。


この実験、話が来た時は興奮したんだけど、
緑化のデザインが思っていたのと違ったのと、
センサー仕込んでから緑化するって言ってたのに、
器具持って訪ねたらすっかり全て盛ってあって、思うように設置できなかったから
データ自体そこまで期待してなくて、、、、、

ここまで進んじゃったから言わないし、
まあ蓋を開けてみたら面白いことが分かるかもしれないから、
解析してみるけど。

確かに極寒の状態で、緑化の下の温度がどんなだったかはとっても興味があるから、
少しでも壊れたロガーのデータが回復できるといいな。


100_5424.jpg

会社の屋上緑化担当、山男ニック(イエティー・ニック。私が勝手に呼んでるだけ)は
細かい要望にいやな顔ひとつせず対応してくれて、
とってもよく働く日本人のようなイギリス人で、

「屋上にちょうちょを呼びたくてね」とか「ブルーベリーを植えるんだ~」と
子供のような笑顔でほのぼのさせてくれるので会うのが楽しみ。
今回も「裏にPied wagtail(ハクセキレイ)がいるから!」って巣箱とかエサを用意してた。

いつも行き帰りのドライブは教官の建築学科人事の愚痴聞きでせっかくの景色が楽しめないし、
忙しいからいっつもせかされて、思うように器具チェックとかできないから
もう次は一人でニックとたわむれに行こー。



この屋根が花とちょうちょで埋まる日がくるといいねイエティ、、、、、




見ましたー↓
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Jaro

Author:Jaro
「お世話になった設計事務所を辞め、家族と友人に後ろ髪を引かれつつ勉強+骨を埋めに英国へ行って参りま~ス」してから早7年。
相変わらず行き当たりばったり、流れに任せて生きる。
今年こそドクターになるぞー、、、

片割れ: ハニー
継子1: 太郎 (20)
継子2: 花子 (18)
継子3: 芳江 (14)
継犬:ブリンダス・エバンス(享年13才)

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